訳書

小川典子の翻訳によるスーザン・トムズ著
『静けさの中から ピアニストの四季』(春秋社)
2012年 6/22発売

英国を代表するピアニストであり、今年1月に惜しまれつつ解散した名トリオ「フロレスタン・トリオ」のピアニストとしても世界的に知られるスーザン・トムスの著書『OUT OF SILENCE』の小川による日本語翻訳が完成、6月22日いよいよ春秋社より発売されます。

音楽を愛する人なら、かならず共感をおぼえる…
だから、翻訳したいと立候補しました。
ピアニストが本当に思っていること満載。自信の内容です。

小川典子

 

文筆家としても高い評価を受けている英国の著名ピアニストが、演奏家の本音、内面の世界をあますところなく語った、たぐいまれなエッセイ。
ロンドンを拠点に長く演奏活動をつづけてきたピアニスト・小川典子が、イギリスの文化・社会を知りつくした同業者として、共感を込めて翻訳している。(春秋社)

『静けさの中から ピアニストの四季』

スーザン・トムズ(著)
小川典子(訳)
春秋社/本体2,200円+税
(2012年6月22日発売)

装幀:本田 進
カバーおよび本文中写真:スーザン・トムズ

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春秋社のウェブサイト

スーザン・トムズ (Susan Tomes)

英国を代表するピアニスト・文筆家。ケンブリッジ大学卒。ソロ奏者として、またドームス・室内合奏団、フロレスタン・トリオのメンバーとして世界の舞台で活躍。知性と品格に満ちた演奏と文筆の才により、各界より高い評価を得ている。Hyperion レーベルを中心に、50枚に及ぶCDをリリース。1985、95、99年グラモフォン賞、1999年クラシックCD賞受賞。近年、「音楽をより多くの人々へ」という思いから、BBCラジオ3(クラシック専門局)、BBCラジオ4(教養番組局)における番組制作や、ガーディアン紙への寄稿を精力的におこなっている。3冊の著書Beyond the Notes(2004)、A Musician’s Alphabet (2006)、Out of Silence (2010、本書)はいずれもオックスフォード大学、ケンブリッジ大学の学術書に指定され、とくに本書は、2011年、インディペンデント紙の「クリスマスに最高の1冊」に選ばれている。2000年、王立フィルハーモニー協会賞受賞。
公式ホームページ http://www.susantomes.com/

原著

 

スーザン・トムズと小川典子


小川の翻訳をチェックする愛猫たち?!
上:たまちゃん(ロンドン)
下:牡丹丸(川崎)